マイクロテクニカ製品サポートFAQ
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【PICASO】パソコンのフォントデータをディスプレイモジュールにインポートする方法
パソコンにインストールされているフォントデータを専用のソフトウエアで変換し、そのデータをディスプレイモジュールにインポートしてフラッシュメモリに記憶させることができます。
フォントは任意のフォントが使用できますが、フォントデータはかなり大きいためフラッシュメモリーに入れられるフォントデータは1つ〜3つ程度が限度です。またフォントのドット数を増やすとエッジ部のギザギザが目立たないフォントにできますが、その分フォントデータのサイズは大きくなります。

Windowsに入っているフォントデータは通常ASCIIコードの0x20〜0x7E(スペースから小文字zまで)を含む文字以外にも多くの文字を含んでいます。また日本語フォントでは漢字データ及び2バイト文字を含んでいます。これらのデータはサイズが大きすぎてそのままではディスプレイモジュールのメモリを逼迫させてしまいますので、通常は文字コードの範囲を区切って、指定した範囲の文字データのみディスプレイモジュールのフラッシュメモリに記憶させます。

■フォントデータの作成

1.FontToolを起動します。Windowsにインストールされているフォントデータを読み込みます。

2."Installed Fonts"タブの"Font"プルダウンから作成したいフォントを選択します。原則英字フォントを選択します。
※フォントには著作権があります。商用に使用する場合にはフォントの使用許諾をご確認ください。商用利用可能なフリーフォントの使用をお勧めします。

3."Block"プルダウンは読み込むフォント範囲のASCIIコードです。スペース、記号、数字、大文字、小文字の通常利用するASCIIコードの文字は0x20〜0x7Eまでです。ASCIIコード表で確認ください。

4."Font Size"の"Height"の値を大きくすると文字を構成するドットの量が多くなります。ドットの量が多いほど文字のエッジはきれいになります。(ギザギザ感かなくなります。)ただしドット量を多くすると文字データのサイズが大きくなります。データサイズが大きくなりすぎるとディスプレイモジュールのメモリーに入らなくなります。目安は"Height"が7〜20位までにします。

5."Export"ボタンを押してデータを作成します。"Export Options"が開きます。

6."Pages"オプションは"Current"を選択します。範囲は0x20(32)〜0x7E(126)のスペースからチルダまでとします。(適宜保存したい文字データの範囲によって範囲を確認してください。)文字数は126-32=94で、94個とします。"Numbers characters"を94にします。
"Width"と"Height"の値が先ほど設定した文字の大きさの値になっていることを確認します。もし値が違っている場合には、修正してください。

7."Save as Type"は"4D Font File"にチェックを入れます。

8.一番下のボックスにフォントデータを生成するファイルの場所を指定します。"..."ボタンを押して保存ディレクトリを指定してください。ファイル名は適当に"font_test"などにして保存します。拡張子が".4dfont"として自動的につけられます。

9."保存"ボタンを押した後、"OK"ボタンを押します。指定したディレクトリにフォントデータのファイルが作られます。


■フォントファイルの書き込み

先の手順で作成したフォントデータをディスプレイモジュールのメモリーに書き込みます。

1.フラッシュデータ書き込みツール、"DISP.EXE"を起動します。

2.最初にオリジナルデータをディスプレイモジュールから読み込んで保存しておき、何かあった場合でもデータが復旧できるようにバックアップしておきます。Com Portをパソコンとディスプレイモジュールが接続されているポートにセットして速度は9600 にします。

3."Load from display"ボタンを押すとディスプレイモジュールからデータを読み込みます。緑のプログレスバーが伸びますので100%になるまで待機します。

4.読み込んだらそのデータをオリジナルデータとしてファイルにして保存します。"Save to file"ボタンを押してファイルに適当な名前をつけてパソコンに保存してください。

5.フォントデータを書き込みます。"Fonts"タブに移動します。

6."Font"プルダウンにはあらかじめインストールされているフォントデータが0〜3まで4つ登録されています。

7."Organise Fonts"ボタンをクリックします。メモリー容量が足りない時はここで既存のフォントを削除する必要がありますが、とりあえずここでは、新しいフォントを登録してみましょう。

8."Import"ボタンを押します。先の手順で作成したフォントデータ(拡張子が.4dfont)のデータを指定して"開く"ボタンを押します。

9.フォントが一覧に追加されますので"OK"ボタンを押してDISP.EXEの画面に戻ります。ここでメモリの容量を確認してください。"User Flash Used"のところの値が100%を超えて赤い文字で数値が表示されている場合には、フォントデータのサイズが大きすぎてメモリ容量を超過してしまっています。この場合には、フォントのドット数を減らしてフォントデータを作り直すか、最初から登録されているフォントを削除してメモリ領域が100%になるように調整します。登録されたフォントデータの削除は"Organise Fonts"ボタンをクリックし、削除したいフォントをクリックして選択して"Delete"ボタンを押してください。
なお、ここの一覧に表示されている番号(0-xxxと表示されている0)がフォント指定時の番号ですので、自分で登録したフォントの番号を覚えておいてください。

※なおデフォルで収録されているフォントデータを削除してしまうと、ディスプレイモジュール電源投入時の表示が出なくなったり、解像度を画面に表示するコマンドが使えなくなったりします。


10.100%以内にデータサイズが収まったらディスプレイモジュールにデータを書き込みます。"Save to display"ボタンを押して上書き保存についてのメッセージが表示されますので"OK"ボタンを押して書き込みを実行します。赤いプログレスバーが伸びるまで待ちます。
書き込みが完了したらディスプレイモジュールの電源を再起動して更新を有効にします。

※フォントデータが不正になったり壊れてしまった場合には、先の手順3,4でバックアップしたオリジナルデータを再度、DISP.EXEで読み込んで、ディスプレイモジュールに書き込んで修復させてください。


■登録したフォントで文字を表示する

登録したフォントでの文字描画は文字描画コマンド0x73や0x53で行うことができます。

例えば、HELLO という文字列を白文字で、座標位置(x:y)(0:0)で、登録番号2で登録されたフォントデータで表示させたい場合には、次のようにコマンドを送信します。(数値は16進数です)

73 00 00 02 FF FF 48 45 4C 4C 4F 00 

コマンドフォーマットは、0x73, column, row, font, stringColour(msb:lsb), “string”, 0x00



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