■ 64GB以上のフラッシュストレージを使う場合のファイルフォーマットについて
64GB以上のメモリーではファイルフォーマットにNTFSかexFATが採用されていることがあります。特に購入時には、exFATにてフォーマットされていることがあります。
exFAT(extended FAT)は、FATをベースにしてより大きなサイズのストレージ向けに作られたファイルシステムです。 当方で販売しているALFATチップを採用した各製品MSC-MOD20, 70, USBH-ACS30, MSUH-50はexFATには対応しておりません。ALFATの対応ファイルシステムはFAT及びFAT32となります。
64GB以上のフラッシュストレージを使用する場合、Windowsの標準機能によるフォーマットではFAT32でフォーマットすることはできません。exFATかNTFSの選択しかできないためです。 その場合には、フリーで配布されている「EaseUS Partition Master」を利用すると64GB以上のストレージでもFAT32にてフォーマットが可能です。
■EaseUS Partition Masterのダウンロード先 http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/easeuspart/
■使い方のポイント
1.SDカード又はUSBメモリーをパソコンに装着しドライブとして認識されたらEaseUS Partition Masterを起動します。
2.対象のドライブを選択し右クリックして一度「パーティションを削除」してください。
3.削除したら一度「変更を適用」ボタンを押してパーティションを削除します。
4.削除したパーティション(未割当てと表示)を選択し右クリックして「パーティションを作成」を選択します。
5.設定画面が表示されますので次のように設定してください。 ・名前を付けて作成する → プライマリ ・ファイルシステム → FAT32 ・クラスタサイズ → 既定値
※特に「名前を付けて作成する」の選択は「プライマリ」としてプライマリパーティションを作らないとALFATでは動作しませんので、よくご確認ください。
6.OKボタンを押し、「変更を適用」ボタンを押してパーティションを作成します。
これで、64GB以上のストレージでもFAT32のパーティションを作成することが可能です。 各ALFAT採用製品で各機能が利用できます。
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