■ UART通信速度変更コマンド(B command)を送信すると、旧速度の!00から新速度の!00までの間に125ns程度のLパルスが出力される
UART通信速度変更コマンド(B command)を送信すると、2回ACK(!00)が本製品のTXピンから出力されます。 1つ目は旧速度にて!00、続いて新しく設定した速度にて!00が返ります。
この1回目の!00から2回目の!00の出力される間に約125ns程度のLowパルスが1回TXピンから出力されます。
!00(旧速度) →→→ [125ns Lowパルス] →→→ !00(新速度)
これは使用しているコントローラーIC、ALFAT SoCから出力されるものでおそらく使用されているコントローラーIC内部のUART機能を提供するモジュールがボーレートを変更するときに出力されるものと考えられます。
このLowパルスは無視して頂くことが簡単な方法ですが、もう1つの方法としてはこのLowパルスを、次の速度に切り替わるタイミングの信号として使うことも可能です。
なお通常Bコマンドでは引数が正しければコマンド送信後にエラーコードが返ることはありませんので、速度を指定する引数が正しいと確かめられれば通信速度設定変更後に2回返るACKは必ずしも確認する必要はありません。
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