マイクロテクニカ製品サポートFAQ
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【USBHOST-KBD-3E】立ち上がりの遅い電源を使った場合に、キーボードを正しく認識しない
立ち上がりの遅い電源(実測値で0V→5V起動時、立ち上がり時間が平均75ms程度)を使った場合、本機のマイコンに正しいPOR(Power On Reset)がかからず、動作を正しく開始しないためキーボードを認識しないことがあります。

この場合本機のRESETピンをショートしてリセットすることで認識可能となりますが、電源投入後に使用したい場合にはRESETピン間に10uF程度の電解コンデンサーを挿入することで解決します。

本機の3ピンあるRESETパッドの右端と中央間に10uFの電解コンデンサーを挿入してください。
これによって100ms程度のリセット遅延が形成され立ち上がりの遅い電源を使った場合でも、電源投入直後から動作するようになります。


なお、本件は電源品質の問題であり立ち上がりの早い電源(5ms以内)を使えばこの対策をしなくてもご利用いただけます。電源起動時に問題がある場合には電源ラインをオシロスコープで観察し、電源の立ち上がり時間を計測してください。
電源には立ち上がり特性のよい品質のよい電源をご使用ください。
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