■ 本体の工場出荷時リセットの方法
本体を工場出荷時設定に戻す方法は次の3つがあります。いずれの方法でも可能ですので環境によって選んでください。 なおリセット後は日本語マニュアル2ページ「ETH-UA7のデフォルト設定値」記載の内容に設定されます。
1.ユーティリティーソフトウエアを使用する 2.CFGピンを使用する 3.ATコマンドを実行する
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(1)ユーティリティーソフトウエアを使用する ネットワークに接続したETH-UA7と同じネットワーク上にあるWindows PCにユーティリティーソフトウエアをインストールして起動してください。 "Search Device"ボタンを押すとデバイスが検出されます。(UDPのブロードキャストを使用しています) 該当デバイスを右クリックして"Reset"を押すと本体がリセットされます。再起動まで10秒程度かかります。
(2)CFGピンを使用する 日本語マニュアル2ページに記載があります。
@本体の電源を切断します。 ACGFピンをGNDレベルにして本体に電源を投入して起動します。 Bこの状態(CFGピンをLowに状態)を5秒間保持します。 C5秒経過後CFGピンは開放(どことも接続しない)します。(Hレベルにしても可)
本体の設定が工場出荷時設定に戻ります。
※電源接続中にCFGピンをLowレベルにしても実行されません。 マニュアルの手順通り最初に本体の電源切断し、CFGピンを確実にLowレベルにした状態で本体の電源を入れて5秒程度経過するのを待ちます。 その後、CFGピンは開放もしくはHレベル(max3.3V)にしてかまいません。
(3)ATコマンドを実行する 日本語マニュアル15ページに記載があります。
1,UART信号でETH-UA7に、 "+++" (0x2B 0x2B 0x2B) の3バイトを入力します。 ※+++の前後にCRやLFなどがあると正しく認識されません。
2,ETH-UA7から "a" (0x61) が返ることを確認します。
3,上記の"a"がETH-UA7から返ってから、3秒以内にETH-UA7に"a"を送信します。 ※3秒以上経過してしまうとATコマンドモードには入れません。 その場合には最初の手順からやり直してください。
4,ETH-UA7から、 "+ok" が返ればATコマンドモードに入れました。
5,UART通信で "AT+CLEAR<CR>" とETH-UA7に送信します。 ※<CR>は0x0Dです。CRでの終端を忘れないでください。
6,ETH-UA7から "<CR><LF>+OK<CR><LF>"が戻れば完了です。
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