■ ファームウエアVer.3.13へのアップグレードについて
MSC-MOD10に搭載のFAT制御IC、uALFATのファームウエアがアップデートされました。現在の最新バージョンは、3.13となっています。
以前のバージョンをご使用のお客様は大変お手数ですが下記の方法にて最新バージョンにアップデートしてご使用頂けますようお願いいたします。 Ver.3.13ではFAT32環境にて発生する既知の不具合が修正されております。
■対象商品 (型式で記載) ・MSC-MOD10 FW Ver.3.13以前のバージョンのもの
※現在のバージョンはVコマンドで確認できます。
■アップデートに際するご注意【重要】 MSC-MOD10において、マイクロソフト社のロングファイルネーム規則(LFN規則)ライセンスを取得していないチップセットを搭載した製品(販売時期が古い製品)は、今回のアップデートを行っても、ロングファイルネーム規則(LFN)は使用できません。 下記の方法で現在使用しているuALFATがLFNに対応しているかどうかを判定できます。
→判別方法
1)UART又はI2Cでシリアルコマンドを通信できる環境を準備します。
2)シリアルコマンドで~(チルダ、0x7E)とCR(0x0D)を送信します。
~<cr>
3)下記のような戻り値が返ります。 !00 $aa !00
$aaが01であればLFNライセンス付与済みのチップセットです。
$aaが00であればそのチップセットはLNFライセンスの付与を受けていない時期の製品のため、LFN等の機能が使用できません
■ファームウエアのダウンロード 下記より該当するファームウエアをダウンロードしてください。
●uALFAT FW Ver.3.13
http://www.microtechnica.tv/support/firmware/UALFAT3.13.zip
■ファームウエアの更新方法について
1)最新版のファームウエアを上記サイトからダウンロードします。ZIP形式で圧縮されていますので、解凍してください。解凍かると"UALFATFW.GHI"というファイルが展開します。
2)マイクロSDカードに"UALFATFW.GHI"ファイルを保存します。
3)上記のマイクロSDカードをMSC-MOD10に挿入します。
4)MSC-MOD10の電源を投入します。
5)次のコマンドをUART通信にて送ります。I2C通信の場合も同様に行えますが、アップデート中に戻る"Wxx<cr>"という不定長文字列をすべて遅滞なく受信できるようホスト機器から制御してください。
X<sp>S<cr>
共に大文字です<sp>はスペース(0x20)、<cr>はキャリッジリターン(0x0D)です。 初期化コマンドI又はUは送信しないで直接上記のコマンドを送信します。(データは4バイトです)
6)"Wxx<cr>"という文字列が不定長で返ります。アップデート時間は5秒以内です。アップデートが完了すると、リセット又は電源投入直後と同様の文字列が返ります。
これでアップデートは完了です。Vコマンドでバージョンを確認することができます。
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