■ Long型変数の値をLCDに表示させる場合の注意
PBP2.50以降からはPIC18Fシリーズの使用時に限りlong型変数が使用できるようになりました。
long型変数に格納した値をLCDOUT命令で表示させる場合には、DEC又はHEX又はBINの修正子を使用します。"#変数"の指定では16ビット長までの範囲しか値を表示できませんのでご注意下さい。
例:long型変数に値70000を代入してLCDに表示させる場合
valiable var long valiable = 70000 LCDOUT $fe,1, DEC5 variable
DEC修正子は10進数で、HEX修正子は16進数で値を表示します。指定できる桁数は下記の通りです。
BIN{1〜32} DEC{1〜10} HEC{1〜8}
負の値をLCDに表示させたい場合には、SDEC修正子を使用します。SDEC修正子を使用することでマイナス符号を表示できます。
例:
variable VAR LONG
variable = 30-150 LCDOUT $FE,1, SDEC variable
LCDには-120と表示されます。
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