■ SERIN(OUT)2 命令でパリティをデータ8ビット長で追加する方法
PicBasic Pro CompilerのSERIN2及びSEROUT2命令では偶数パリティ及び奇数パリティに対応しています。しかし,デフォルトの状態でパリティを挿入すると,8ビット目にパリティが挿入されるためデータ長は7ビット長になります。 データ長は8ビットのままで,パリティを挿入する場合には下記のようにデータ長を9ビットにします。
■DEFINEでデータ長を9ビットに設定する "DEFINE SER2_BITS 9" の一文をプログラム先頭で記述します。これでデータ長が9ビット長になります。
■SERIN2,SEROUT2命令記述時にプロトコル定数に$2000を加算する "SERIN2 Rx, 84+$2000, [REC]" のようにプロトコル定数に$2000を加算すると偶数パリティが有効になります。上記は,通信速度9.6Kbpsの例です。 なお,上述のDEFINE文を記述しないでパリティを有効にすると,データ長は7ビットになります。
■奇数パリティにしたい場合 奇数パリティにしたい場合には, "DEFINE SER2_ODD 1" をプログラム先頭に記述してください。
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