■ #CONFIGディレクティブの参考値及び記述形式について
PBP3では#CONFIG〜#ENDCONFIGディレクティブを使用することでPBPのソースプログラム内にコンフィギュレーションビットの設定値を記述できます。
設定する値の参考値、記述方法はPBP3がインストールされているディレクトリ内にある"DEVICE_REFERENCE"フォルダ内の各デバイスのINFOファイルを参考にしてください。
※通常デフォルト設定でインストールすると下記のディレクトリとなります。
C:\Program Files (x86)\PBP3_1\DEVICE_REFERENCE
例えばPIC16F18877を使う場合には、"PIC16F18877.INFO"ファイルをメモ帳のテキストエディタで開いて内容を確認してください。
続いて、記述形式ですがPBP3がコンパイルする時にはASMファイルが中間ファイルとして生成されこのASMファイルが、アセンブラのMPASMによってアセンブルされて最終的なHEXファイルが生成されます。MPASMはASMファイル内のCONFIGディレクティブをサポートしているデバイスと、していないデバイスがありそれによって記述できる形式が分かれます。
形式1 #CONFIG __config _CONFIG1, _FEXTOSC_OFF & _RSTOSC_HFINT32 & _CLKOUTEN_OFF #ENDCONFIG
形式2 #CONFIG CONFIG RETEN = ON CONFIG INTOSCSEL = HIGH CONFIG SOSCSEL = HIGH #ENDCONFIG
どちらの形式で記述するかは上記の"DEVICE_REFERENCE"フォルダ内の各デバイスのINFOファイルを参考にしてください。 INFOファイルに記述されている形式が、上記形式1であれば、形式1に準じて記述してください。もし形式2の形式で記述てれいるようであれば、それに準じて形式2で記述してください。
形式が対応していない形式で記述されている場合、コンパイル時に"CONFIG Directive Error"が表示されます。このエラーはPBPではなくMPASMが出力したエラーです。 形式をINFOファイルの内容に沿った形式に変更して再度記述してください。
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