■ PBP3のアクティベーションが正しく行われない場合
コンパイル実行時に"ERROR:Trial version expired"が表示される場合には、その内容の通り「体験版(トライアル版)の期限が過ぎました」という内容で、体験版として使用できる有効期限が過ぎたことを意味しています。
PBP3の製品版をお買い上げの場合でこのエラーが表示される場合には、製品のアクティベーションが正しく実行されておらず、製品版としての登録ができていないこと(体験版のままの状態)が原因です。何らかの原因でアクティページョン情報の登録が失敗すると正しく動作しないことがあります。
■原因 1.アクティベーションが正しく完了していない 2.アクティベーション完了の情報がレジストリに正しく反映されていない 3.Windowsの管理者権限のないユーザーで実行している
【重要!!】 4.PBP3のアクティベーションをMicroCode Studio起動時に行っている。 →アクティベーションは、必ずアクティベーションマネージャーをスタートメニューから「管理者として実行」しないと正しくアクティベーションできません!!!
上記4が重要です。 MicroCode Studio(MCS)をインストール後、アクティベーションを完了していない状態でMCSを起動すると自動的にアクティベーションマネージャーが起動しますが、ここでアクティベーションをしても正しく完了できません!!!
次の手順で「必ず」アクティベーションマネージャーをスタートメニューから「管理者として実行」してアクティベーションを行ってください。
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次のPDFをご参照の上、PBP3の再インストールと再アクティベートをして頂くことでほとんどの場合、修復します。 お手数ですが、下記のPDFファイルの内容に従い、操作をお願い致します。
http://www.microtechnica.tv/support/manual/pbp3_activation_failed.pdf
※下記の内容はPDFの内容を簡素化したものです。
■対処方法
【A】PBP3の再インストールと再アクティベーション
下記の方法で再インストールを行って再度アクティベーションを実行してお試し下さい。
1.最初に現在登録のアクティベーションコードを、デアクティベーションします。 スタートボタン→すべてのプログラム→PBP3 from melabs→PBP Actication managerを起動します。
2.ウインドウ下の"Deactication"にチェックを入れて、"Deactivate"ボタンをクリックします。 →これで解除が完了しました。
3.パソコンからPBP3のみをアンインストールします。 Windowsのコントロールパネルを起動してPBP3のみをアンインストールしてください。 ※MicroCode StudioやMPLABについてはアンインストールする必要はありません。 →アンインストールはWindowsのコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」(Windows8の場合にはプログラムと機能)から"PICBASIC PRO(tm) Compiler 3.x.x.x"を選択してアンインストールしてください。
4.下記のリンクから最新版のPBP3本体をパソコンにダウンロードします。 http://pbp3.com/download.html ※「Download PBP 3.x.x」をクリックしてダウンロードします。
5.ダウンロードした拡張子EXEの実行ファイルを実行してインストールします。インストール最後の手順では他のソフトウエアはインストールしませんので、すべてのチェックを外してください。
※MPLABとMCSはすでにインストールされているためです。インストールされていない場合にはチェックを入れてインストールを行ってください。
6.インストールが完了したら一度パソコンを再起動してください。
7.【重要!!】 再起動後、スタートボタン→すべてのプログラム→PBP3 from melabsをクリックします。
その中にある「PBP Actication manager」を右クリックして「その他」→「管理者として実行」をクリックして、管理者としてアクティベーションマネージャーを起動します。
8.再度必要事項を入力してください。 シリアル番号は、入力を間違えないようご注意ください。
9."Activate"ボタンをクリックします。 "Registration Successful"と表示されれば成功です。OKボタンを押して終了し、再度コンパイルをお試し下さい。
もし、ここでアクティベーションを行っても、問題が解決しない場合には、お使いのパソコンにインストールされている別のソフトウエア、特にウイルス対策ソフトなどが原因でレジストリの変更に失敗している場合があります。次の手順ですべての常駐ソフトとサービスを停止した状態で起動してアクティベーションを実行してお試し下さい。
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【B】常駐ソフトウエアとバックグラウンドで実行されているサービスを停止させてインストール
上記【A】の手順4まで行ってから下記を実行します。
1.スタートボタンをクリックして、"ファイル名を指定して実行"をクリックします。 ※"ファイル名を指定して実行"は"Windowsキー"+"R"で呼び出せます。
2.ダイアログが表示されたら、"msconfig"と入力し、エンターキーをクリックします。
3.「システム構成」ダイアログが開きますので、「サービス」タブをクリックします。
4."Microsoftのサービスをすべて隠す"にチェックを入れてください。リストが更新されますので、"すべて無効"ボタンを押します。
5.続いて「スタートアップ」タブをクリックします。
6.「タスクマネージャーを開く」をクリックします。 ※Windows7の場合には右下にある"すべて無効にする"ボタンをクリックします。
7.一覧から動作を妨害していそうな実行ファイルで、「状態」の項目が「有効」になっているものを選択します。 主にウイルス対策ソフトや、ファイヤーウォールソフトが該当します。選択したら「無効にする」ボタンを押して無効にします。 分からない場合には、すべて「無効にする」にしてもいいかと思います。
この設定で、常駐ソフトウエアはすべて停止し、サービスもWindowsを起動するために必要な最小限度のサービスのみが動作する状態となります。この状態にしたらウインドウを閉じます。
8.Windowsを再起動します。再起動後はすべての常駐ソフトウエアやサードパーティー製のサービスが停止した状態でWindowsが起動します。
9.パソコンが起動したらアクティベーションマネージャを実行してアクティベーションを行います。 スタートボタン→すべてのプログラム→PBP3 from melabs→PBP Actication managerを起動します。
10.お名前、メールアドレス、正しいActivation key(シリアル番号)を半角英数字で入力してください。
11."Activation"ボタンをクリックして"Registration Successful"と表示されることを確認します。これで登録ができまし。
12.Windowsの状態を元に戻して再起動します。 先ほどと同様、"msconfig"を実行します。全般タブにある"通常スタートアップ"にチェックを入れて、OKボタンをクリックし、Windowsを再起動します。
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