マイクロテクニカ製品サポートFAQ
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Uコマンドによる初期化失敗時のトラブルシューティング
USBメモリー使用時の初回にUコマンドで初期化をしますが初期化に失敗する場合には次の手順で初期化が正しく完了できるかを確認ください。
下記のいずれの手順で操作しても初期化できない場合には、そのUSBメモリーは相性問題により使用できません。
別の製品をお使い頂けるようお願いいたします。

■Uコマンド送信後、初期化ができない場合には

1.Uコマンドを最大で10回程度まで繰り返し送信し!00が返らないかを確認する。
→10回試行して初期化できない場合にはそれ以上繰り返しても初期化できる可能性はありません。

2.本体のリセットを行う。RESETピンによるハードウエアリセット又は本体の電源再投入で本体をリセットする。

3.+5Vピンに印加しているUSBデバイス用電源に問題がないか確認する。
→+5Vピンに印加した電源はそのままUSBデバイスに電源として給電されます。十分な電流が取り出せなかったり電源品質が悪い場合、USB機器の動作に大きく影響を与えます。

4.USBメモリーが仕様範囲内(128MB〜16GBまで ※USB3.0の製品は仕様対象外です)であり、FAT32のファイルフォーマットでフォーマットされてるか確認する。一度WindowsのパソコンにてファイルフォーマットをFAT32としてフォーマットしてみる。
→NTFSには対応していません。
→アロケーションサイズは32KBから試す

5.使用しようとしているUSBメモリーがWindowsパソコンで正しく使えることを確認する。数百MB程度のファイルを書き込み、再度USBH-ACS20で初期化ができないか確認する。

上記の1〜5の手順を試していずれの場合でも初期化できない場合、そのUSBメモリーは相性問題等が原因で使用できないことが考えられます。別のメーカーの製品にする、サイズの違う製品にするなどお試しください。
現在国内では海外からの安いUSBメモリーが大量に輸入され多種多様な製品が存在します。総じて相性問題が発生することはあまりありませんが、できれば国内メーカー、バッファロー・アイオーデータ・ソニー、海外メーカーではトランセンド社製などの製品を使うと問題を少なくすることができます。
また、サイズが大きい製品ほど相性問題は大きくなります。2GB程度の製品が最もよく動作します。


※相性問題については保証対象外です。汎用性の高い製品では常に相性問題があることをご理解ください。



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