■ mikroCのバージョン違いによる互換性について
mikroCは新しいデバイスへの対応やバグの修正等により日々バージョンアップされています。 現在の最新バージョンは7.60となっております。
バージョンの違いによりそれぞれ互換性がある程度確保できているものと、全く互換性がないものでかあります。(互換性がないとは別のバージョンでは作成してプログラムをビルドできないことをいいます。)
大きく分けると、"mikroC"と、"mikroC PRO"があります。このmikroCとPROが付いたものには互換性がありません。お互いのファイルをそれぞれ別のバーションで使うことはできません。 それぞれのバージョンのmikroCでお使いください。
mikroC PROにも複数のバージョンがあります。 2.xx系、4.xx系、6.xx系、7.xx系があります。おおまかな文法・構文・使い方には互換性がありますが、それぞれのバージョンのコンパイラで作成したソースファイルは違うバージョンではコンパイルできないことがあります。
・4.xx系 http://www.microtechnica.tv/support/software/mcp415.zip
・7.xx系 最新版は下記からダウンロードできます。 http://www.mikroe.com/mikroc/pic/
例えばバージョン4.xx系で作られたプロジェクトはそのまま最新版の7.xx系で読み込めない場合があります。またコンパイル時にライブラリ関係でエラーになる場合があります。 ライブラリについては文法、構文が異なっている場合がありますのでコンパイル時にエラーが発生したら都度その内容をよく確認の上、正しい文法に修正してくたざい。
■ライセンスについて 製品版ライセンスはそのバージョンにおいてのみ有効です。 マイナーバージョンアップについては共通して有効です。(例:Ver.7.0.0とVer7.6.0は両方同じライセンスで使えます。) しかし、メジャーバーションが違う場合、例えばVer.6.xxとVer.7xxではそれぞれ同じライセンスは使用できません。
■異なるバージョンからの移植について 原則、異なるバーションからのソースコードの移植はお勧めしておりません。 各バージョンではライブラリが異なっていたり、ライブラリの構文が異なる場合があるためです。もしどうしても別のバージョン用に移植したい場合にはコードを1行ずつ確認し、古いバージョンと新しいバージョンの差異を確認しながら、新規に作成することになります。
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