■ 省電力モード(Z F)からハイバネートモード(Z H)への移行について
Z Rコマンドで実行できる省電力モード(10MHzクロックモード)から、Z Hコマンドで実行できるハイバネートモードへ移行した場合に、WAKE UPピンへLowパルス印加後に正しく復帰できないことが確認されております。
これは、復帰後のCPU動作クロックの逓倍モードが正しい値にセットされないために生じます。 下記の方法で回避できますので誠にお手数ですがハイバネートモードへ移行する場合には下記の手順で実行して頂けますようお願いいたします。
■ハイバネートモードを実行する場合のご注意 省電力モード(Z R)からハイバネートモード(Z H)へ移行をせずに、省電力モード実行時は一度、フルパワーモード(Z F)へ移行後に、ハイバネートモードへ移行してください。
■操作例(9600bpsの場合)
1、Z R>1FAB で省電力モードへ移行 →省電力モード実行中
2、ハイバネートモードへ移行する前に一度フルパワーモードへ移行 Z R>DCEF
3、フルパワーモード移行後に、ハイバネートモードへ移行 Z H
4、WAKEピンにLowパルス印加で、フルパワーモードに復帰、そのままご使用になるか又は、Z Rコマンドで省電力モードへ移行してご使用ください。
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