■ PIC Clicker 18F47J53搭載ベースボードのUART通信設定について
本ボードに搭載のPIC18F47J53は、UART通信に使うRX,TXピンがリマッパブルピンとして任意のピンに割り当てられるような仕様になっています。このリマッパブルピンは、プログラム中で「このピンはこの機能を割り当てる」という設定を記述しないと、正しく動作しません。リマッパブルピン名は、通常のピン名と異なりRPxという形式になっています。
本ボードでは、UARTのTXはRD6に、RXはRD5に割り当てられており、RD6はRP23に、RD5はRP22となっています。
よってRP23は出力設定としてTXピンに、RP22は入力設定としてRXピンにする必要があります。
mikroCでは次のように専用のライブラリで定義できます。
PPS_Mapping(23, _OUTPUT, _TX2_CK2); PPS_Mapping(22, _INPUT, _RX2_DT2);
この記述をした上で、UART_remappableライブラリで各種通信の設定や記述がおこなえます。
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