■ 標準付属品のPIC18F45K22以外のデバイス用ブートローダについて
標準で付属しているPIC18F45K22には最初からブートローダが書き込まれていますが、そのほかの40ピンマイコンを使用する場合には、別途ブートローダソフトウエアを書き込んだPICマイコンを用意する必要があります。
PICRDY-10はRC6とRC7のピンにUART通信のTXピン、RXピンがそれぞれ接続されておりUSB-UART変換ICのFT232Rを介してパソコンとUSBでの通信ができるようになっています。ほとんどの40ピンデバイスは、RC6とRC7がハードウエアUARTのTX,RXピンとしてアサインされていますので、40ピンのデバイスであれば、ブートローダソフトウエアがあれば本ボードで使用が可能です。
ブートローダソフトウエアはフリーソフトとして色々なタイプが海外で公開されていますが、当方では、TinyBootLoaderをおすすめしています。標準的なブートローダで色々な種類のデバイスに対応している他、ソースコードが添付されているので自分で独自の仕様のブートローダを新たに作ることもできます。
■Tiny Bootloaderダウンロード
http://www.microtechnica.tv/support/software/tinybldWin.zip
解凍するとsetup.exeが展開されますのでインストールしてご使用ください。
■使い方
使い方はインストールディレクトリに展開される"TinyBootloaderの簡単使い方ガイド.txt"をご覧ください。 "TinyBootloaderの簡単使い方ガイド.txt"は、Windows8以外であれば、スタートボタン→すべてのプログラム→TinyBootloader→簡単使い方ガイドの順でクリックしても開くことができます。
※PICRDY-10でPIC16F887を8MHzの外部発振子(8MHzの水晶発振子はあらかじめPICRDY-10に添付のものです。)をご使用の場合には、ファームウエアは、インストールディレクトリ下にある
"\picsource\16f" 内の "16f887_8mhz.hex" をPICマイコンに書き込んでご利用ください。
※通常インストールされるディレクトリは下記になります。
C:\Program Files\TinyBootloader1.9.8
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